知っているだけで有利に離婚できる

離婚をする際に調停の手続きを始めるとなると、お互いに気が立っていたりするので、トラブルも多くなってしまいがちですよね。

 

そんな時でも、冷静に対応して、離婚後の生活を順調に進めたいなら前もって準備しておくと抜かりないことってあります。

 

調停前の財産隠しや、調停が終わって決まったことを守ってもらうために有利になる知識をまとめてみました。

 

調停をする前にもできる仮処分制度

 

調停って短くても半年くらいかかるので、その間に 財産隠し とかされちゃうんじゃないかと心配です。

離婚調停の申し立てから成立までかなりの時間がかかります。

 

その間に、相手が財産を隠したり、処分するのを防ぐ手段が、調停前の仮処分です。

調停が始まる前でもできるのが、仮処分という手続きです。

 

調停をする調停委員会は、トラブルを防ぐために、調停の申し立ての後終了するまでの間、調停のために必要と認める処分を命じることができます。

 

銀行の預金や不動産を調停中に勝手に処分されないためには家庭裁判所に調停前の仮処分の申請書を提出して、調停手続きが終了するまでの間、財産の処分を禁止する仮の処分を申し立てるのが一番です。

 

ほかにも財産隠しなどで有効な方法ってあるんですか?

ほかにも、家庭裁判所に審判を申し立てた上で、審判前の保全処分を申し立てます。

 

この処分には執行力があるので、相手が財産を隠したり処分するのを防ぐことができます。

 

また、民事上の保全処分手続きを利用することもできます。

 

地方裁判所に対して、不動産や定期預金の処分禁止の仮処分や仮差し押さえの申し立てをします。

離婚したいと思いつつ、調停まで進んでしまうと、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

財産隠し対策という面でも、大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。

 

気をつけておきたいのは、マイホームを持っていて離婚をする場合には、売却したらどれくらいの価格になるかを出しておかないと、資産価値からの処分を検討することもできません。
住宅ローンはその価格から差し引きます。

売ったらいくらになるかわかります(無料です)

 

調停後に約束したことを守らせる制度

 

調停後に約束を守らせる

 

調停が終わってから、調停で決まったことを守らせる方法ってありますか?

調停が終了すると、離婚の条件などの詳細が『調停調書』に書かれます。

 

そこに書いてあることは、お金に関することだったら、簡単に強制執行ができたりします。

調停が終了して、離婚の詳細が調停調書に書かれても、それを守ってもらわなければなりません。

 

特に、金銭的な約束を守らない場合にはさまざまな方法で支払いをさせるようにしましょう。

 

調停で決まったことを守らせる方法

 

調停での決定事項を相手に守らせることも大切です。そのための制度もいろいろ用意されています。

 

  • 履行勧告

    調停で養育費などの請求ができたにもかかわらず、支払わない相手方に対して、履行勧告の申し出を家庭裁判所にします。
    これには費用がかかりません。申し出を受けた裁判所は調査官を通じて調査し、支払いをするように相手方にうながします。

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  • 履行命令

    権利者の申し立てによって、義務者に対して、相当な期間を定めて支払うように命令する制度です。
    履行命令は家庭裁判所からの履行勧告によっても、養育費などが支払われない場合に、支払いを命ずるというものです。正当な事由なく命令に従わない場合には、10万円以下の科料に処せられます。

調停で決定した事項が実現されるように援助する手続きです。
調査官が相手方の義務履行状況の調査を行って履行するように指導してくれる履行確保という方法です。

 

  • 内容証明

    相手方に対して内容証明郵便で支払いをうながします。

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  • 寄託制度

    不履行を避けるための制度で、家庭裁判所が支払い義務者から支払いを受けて保管し、受取人に支払う制度です

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  • 強制執行

    最終的には強制執行することになります。

 

 

 

     

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