自分の言い分を訴訟で伝えたい

訴訟では言いたいことは伝わらない

 

突然妻から離婚を切り出されたときは、心の整理がつかず、どうしていいのかわからないものです。

 

「自分の何が悪かったのか?」

「これからどうすればいいのか?」

 

・・・・今後の人生設計が大きく変わってしまうので、頭が混乱するのも仕方がないです。

 

しかも、調停や訴訟が始まって、次から次へと相手の言い分や要求が伝えられます。

 

提出された書面には、自分がどんなに悪い人間かということが、これでもか、と言わんばかりに書き連ねてあります。

 

  • 「自分も悪かったかもしれないが、妻にも落ち度があったのではないか?」
  • 「もう少し自分の言い分も聞いて欲しい」
  • 「できるならやり直したい」

・・・・そんな気持ちのまま、調停や訴訟が進んでしまってしまうんですね。

 

また、離婚裁判で、離婚が認められた場合には、判決書に悪い点が書き連ねられていることもあります。

 

これが納得できない、判決書に「妻にも悪い点があった」と一文だけでも書いて欲しい、と言う人もいます。

 

誰でも、事実を受け入れるのには時間がかかるものです。「しかたない」と簡単に割り切れないですよね。この場合は。

 

特に、家族として将来にわたって一緒に生活していこう、と考えていたのに、子供と離ればなれになった場合などは、冷静に判断できないことも考えられます。

 

そんな状態で無理矢理に離婚することになった場合、容易に新しい道に踏み出せるとは限りません。

 

円満な状態に戻ることは難しいにしても自分の言い分を裁判官に伝えたい! 納得できるまでは離婚を受け入れられない、という場合は、妻から訴訟を起こされてもひるまずに、徹底的に戦うという選択肢もあります。

 

 

不利な状況でも最後まで付き合ってくれる弁護士を探す

突然妻からの離婚請求 離婚訴訟で負けたけど納得できない!

 

自分の言い分を伝えたい、と考えて、離婚に同意しないで訴訟を継続した場合、妻側からの書面で人格攻撃がさらに繰り返されるかもしれません。

 

また、裁判官や妻の弁護士から、「離婚を認めないという判決が出ても円満解決にはいたらない」と繰り返されたあげく、味方であるはずの自分の弁護士までもが、言い分にしっかり耳を傾けてくれない場合もあります。

 

さらに、経済的なメリットを重視して、離婚を勧めてくる弁護士もいるかもしれません。

 

実際、妻から離婚訴訟を起こされたものの、幸いにも判決で離婚は認められず、離婚の危機を回避できたとしても、無事解決というわけにはいきません。

 

なぜなら、離婚を認めない判決は離婚請求を認めないだけで、夫婦関係が円満になるように命じるものではないから です。

 

そのため、別居中の妻(夫)や子供に同居を強要することはできず、妻が応じない場合、一緒には住めません。

 

さらに、別居期間が長くなれば、結局は離婚が認められてしまうことがあります。

離婚裁判ではほぼ別居期間で決まるから意地は不利

 

また、別居している間は妻に婚姻費用(生活費)を支払い続けなければなりません。

 

つまり、離婚裁判で夫が「離婚できない」と勝訴してもほとんど何のメリットもない ということなります。

 

このように、別居期間が長いなど、夫婦関係がこじれていている状態で訴訟の依頼を受けた場合、弁護士の多くは訴訟の途中で夫に

 

「このまま訴訟を続けてもあなたには何のメリットもありません。奥様と和解して離婚に応じたらどうですか?」

 

とすすめてきます。

 

また、一審で出た離婚の判決を覆すために控訴したいと言われても、夫に何の利益もない場合は、依頼を断る弁護士もいます。

 

要するにそれは、誰の目から見ても「過去は忘れて新しい道を踏み出した方がいい」状況なのです。

 

だから、「とにかく自分の言い分を伝えたい」という場合は、弁護士のサポートがよりいっそう重要になります。

 

やはり離婚だな、と思ったらまずは財産チェック

 

離婚を争い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。

 

離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

財産分与に向けて、だいたいでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。

 

気をつけておきたいのは、マイホームを持っていて離婚をする場合には、売却したらどれくらいの価格になるかを出しておかないと、資産価値からの処分を検討することもできません。

売ったらいくらかわかると、絶対に有利な展開になります

 

     

よく読まれている人気関連コンテンツ