使用しない車は持っているだけ損
使わない車はきっぱり処分
例えば、夫婦のどちらかが住み続けるとして、離婚して使わなくなった車を持ったまま放置しているってことがありますよね。
放置して置いたら自動車税の通知が届いたり、
残っていたローンの支払い催促があったりしたらとても悩ましいです。
そんな、離婚後に使用しない車の処分をスッキリ解決する方法があります。
「廃車」か「買取査定業者にさっさと持って行ってもらう」方法です。
離婚後に使用しない車は、放置しておくよりも、きっぱり処分するメリットがある理由を紹介します。

使用しない車を持っているデメリット
使用しない車を持ち続けるデメリットは、
「自動車税」「駐車場の場所」「自動車保険」
です。
元夫や元妻のところに車が置いてある場合は、離婚後に二人がどうなっているか、
現在の関係と車に対しての二人の間の位置付けがポイントになります。
離婚する時には、結婚後に購入した自動車を持っていれば財産分与の対象になります。
離婚の時にきっちりと車の処分方法を決めておけば、離婚後にどう使うかも決まってくるはずです。
ところが、離婚した後になって、自動車を財産分与の対象にしないで、
放置していたり、さっぱり車を使わなくなったりしてしまうことがあります。
このまま家に住み続けて、車の名義変更を放置していると、元夫の名義で郵便物が届くんですか?
そういった場合は、自動車税の納税用紙が妻のところに届く場合もあるかもしれません。
税金を支払っていても、実際の名義が元夫のままだと、気分のいいものではないですよね。
それも、数万単位です。
必要がないお金を払うのは、とても無駄です。
自動車の名義が違うのに税金を払うのは、気分的にイヤですよね。
ましてや、離婚したくらいですから。
確かに、名義変更を陸運局で自分ですることもできます。
- 名義変更用印紙代500円
- OCR書類代が1枚20円くらい
- 一時抹消用印紙代350円程度
なので、数千円程度でできるはずです。
でも、使っている車ならまだしも、使っていない車をわざわざ名義変更する必要はないですよね。
それに、駐車場に放置 してある車は、ホコリも積もって汚らしいですよね。
そもそも、場所がもったいないです。車が置いてあるスペースは少なからず広いので、もっと有効に使えるはずです。
自宅に車を置いてあるならば、その場所も土地の固定資産税がかかるわけです。
そんなところに、使いもしない車を置いてあるのはデメリットでしかありません。
自動車保険 に入り続けているなら、さっさと解約してくださいね。
相手の請求だったら気にしなくてもいいですけどね。
使わない自動車を、自動車の使用者を変えたりの手続きって案外と面倒です。
「税金」「場所」「保険」の3つは不必要なお金が自分に降りかかってくるというデメリットだけです。
廃車がお得なメリット
使わない車だったら、「廃車」にしてしまうという方法があります。
車自体を廃車手続きしてしまうのはどうですか?
「廃車」すればスッキリとしますよね。
- 所有者の認印
- 申請者の認印
- 車検証
- ナンバープレート
でできます。
使用していない車は「廃車」がベストです。
使わないんですから。
ただ、それを自分で手続きをするとなると、ナンバーを外すことも自分でやったりすることになるんですね。
だったら、近くの自動車整備業者に頼んでしまおう、と思いつくかもしれません。
ところが、廃車にするのに処分費用が高くなってしまったり、動かない車はレッカー費用もかかります。
事故車だったりしたらもっとかかりますよね。
廃車のために整備会社にお願いすると、手続き代行料金がかかっちゃいます。
ところが、今ではこういった手続きなどの料金が全て無料のサービスがあるんです。
後になって請求されるということもない確立されたシステムで運用されています。
海外販路等の独自ノウハウがある業者が、日本では廃車になりそうな車を引き取ってくれるんです。
名義人に税金もかからないように、追跡システムも導入していて安心感があります。
離婚して使用しない車を廃車にするなら、使わない手はありません。
買取業者へ売却がお得なメリット
自動車税などの無駄なお金の支払いがなくなる、使用しない車の処分方法としては、買取専門業者に売却する、という手段があります。
車を買い取ってもらう場合も、買取業者が車の手続きをしてくれるんですか?
買取業者が指示する書類を準備しておけば、あとは全てやってくれます。
でも、買取業者は手続き自体が仕事なので、タイミングも見計らってくれます。
それに、どんなに古い車でも持って行ってくれるので、廃車手続きをしなくてもいいメリットがあります。
書類さえ用意すれば名義変更もやらなくていいので、離婚して使用しない車がある場合には、最もおすすめできる方法です。
自動車の買取査定会社は数社単位で競っているので、少々古い車でも査定額が出てくるのが通常です。
フォームに入力して、無料で査定依頼をすれば、高い値をつけてくれる業者がわかります。
廃車や売却できない場合がある
使っていない自動車とはいえ、廃車や売却ができない典型的な場合とは、「自動車ローンがある」場合です。
車のローンがまだ残っている場合には、車の名義が「所有権留保」されて「購入店のディーラー」か「ローンの信販会社」になっている場合があります。
すぐに完済できれば問題ないのですが、本来ならば財産分与時に車検証を確認しておくべきなんですね。
自動車ローンがまだ続いている場合は、名義の変更もできないし、車の処分自体ができないんです。
ローンは負債なので、財産分与の総額からは差し引くことになります。
もし、離婚した相手は知っていて、財産分与時には知らされていなければ、離婚して2年以内なら財産分与の時効はまだあります。
→財産分与は離婚後2年の除斥期間で請求できなくなる
離婚して使用しない車の処分に困っていたら、廃車か買取を業者に依頼することが一番メリットがあります。
離婚して使用しない車の処分(まとめとアドバイス)
離婚したら車を使わなくなる場合もふくめて、離婚して使用しない車の処分は「廃車」か「買取」を
業者に依頼した方がお得なのは、費用がかからず、手続きがとても簡単だからです。
車にはいろいろな結婚生活の思い出があっても、結局は物なんですよね。
使わないものを持ち続けるのは、「使うかも」と思い過去に生きることになります。
でも、すっきり処分してしまえば、心や顔のしわが消えて、瞳に輝きが戻ります。
そして、自由な将来に期待できるようになりますよ。
