言葉の暴力もDV

「お前はグズだ」

その言葉、DVです

 

DVと聞くと、夫の暴力が典型的ですよね。

 

最近多いのは、体に傷が残って分かりやすい暴力でなく、モラルハラスメント的な 言葉の暴力のDV も多いです。

 

言葉の暴力になると、体に証拠が残らないので、周りから見たらわかりにくいのですが、立派なDVです。

 

形が残らない”言葉”ですが、DVとなれば慰謝料をとって別れることができます。

 

言葉の暴力というDVで離婚して慰謝料をとる一番のポイントは証拠です。

 

 

慰謝料をもらうにはDVである証拠がポイントになる

 

38歳の主婦です。

 

夫との結婚生活は11年になるんですが、結婚してからずっと、ことあるごとに

「おまえはバカだ」

「デブ、ブタ」

「何一つまともにできないのか」

と言われ続けてきました。

言葉の暴力に耐えられなくなって、だんだんと「離婚したい」と思ってきたわけね。

ええ。

最近ではさらにエスカレートして

「役立たずは死なせてやろうか」

などという言われることもあります。

 

そんな毎日に嫌気がさして、『離婚したい』と夫に切り出すと、
「おまえのわがままで離婚するのだから、慰謝料は払わない、財産分与もしない」
と言われました。

 

言葉の暴力のDVでは慰謝料をもらって別れることはできないのでしょうか?

もちろん、言葉の暴力によるDVでも慰謝料請求できます!

相手から「おまえが悪い」と言われ続けると、自分が悪いのではないか、どこか間違っているのではないか、と自分を責めてしまう人も少なくないです。

 

よく例えられるのが、警察に捕まって、ずっと「お前がやったんだろう、証拠はあるんだ」と言われると、証拠がなくても『もしかしたら自分がやったのかも』と自白してしまう心境ですね。

 

DVでしかも体に傷があるわけでもないので、だれにも相談できないで「自分が悪いのだから我慢するしかないんだ」と思い込んじゃうんですよね。

 

でも、暴力を受ける方が悪いわけがありません。
慰謝料もしっかりもらうべきです。

 

言葉の暴力って、殴られるのとかと違ってアザとかの傷ができないからうやむやにされそうです。

言葉の暴力、精神的暴力で慰謝料を請求する場合、ネックになるのが、それを証明するための証拠です。

言葉によるDVは、ほとんどが密室で行われることが多いので、見ている人もいないし、身体的暴力のように目に見えるケガやアザも残りませんよね。

 

言葉の暴力は目に見えないだけに心の傷はより深刻なことになるケースも多いんです。

 

心の傷になってしまうと、これから先に生きていくにもダメージが大きいです。

 

心の傷を少しでも軽くするために心療内科やカウンセリングに通って事実を話すことが大切です。

 

そして、心療内科やカウンセリングに通ったことがDVを証明する「証拠」にもなり得ます。

 

また、毎日つけている日記も証拠になります。

 

書くことで自分が何をされているのか冷静に考えてみることができるようになるし、心の整理にもつながります。

 

もし、暴言を吐くタイミングなどがわかっていれば、ICレコーダーやスマホの録音機能を使って記録を残しておくのも、証拠になります。

 

言葉の暴力も法律で守られている

 

言葉の暴力のDVで慰謝料をガッツリ取って離婚する方法

 

言葉の暴力も法律で守られているんですか?

DV法では身体的暴力のみならず、生命身体への脅迫行為についても保護命令の対象としています。

言葉によるDVが継続しているなら、裁判所に接近禁止や自宅からの退去の保護命令を申立をした方がいいです。

 

DVと言うと、殴る蹴るなどの直接の肉体的暴力ばかりに目が行きがちですが、

  • 罵声を浴びせる
  • ののしる
  • 外出や人付き合いを禁止する
  • 無視し続ける

など言葉の暴力を含む精神的暴力も間違いなくDVです。

 

暴力の状態、期間、頻度などに応じて慰謝料を請求できます。
財産があれば、財産分与も当然に請求できます。

 

実際に、言葉の暴力によるDVを受けていたら、「離婚したい」と言い出してから、実際に離婚届を出すまで、対等に話し合いをすることは難しいはずです。

 

「証拠」を突きつけても何の効果もないかもしれません。

 

そういう時は、離婚調停で第三者である調停委員にリードしてもらって、調停調書という公的な証明を出せる状態にしておかないと法的な保護のもとで慰謝料を確保できません。

 

言葉の暴力に耐えられないから離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

場合によってはさらに暴力がエスカレートしてこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。

 

気をつけておきたいのは、マイホームを持っていて離婚をする場合には、売却したらどれくらいの価格になるかを出しておかないと、資産価値からの処分を検討することもできません。
住宅ローンはその価格から差し引きます。

売ったらいくらかわかると、絶対に有利な展開になります

 

     

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