銀行マンは仕事のために結婚?
銀行マンといえば、就職活動の時期になると就活生の人気ランキングに顔を出す職業の一つですよね。
そんな銀行マンの中には、結婚することが出世に影響したり仕事の一つになっている人もいます。
だから、離婚したらすぐにまた再婚を考える銀行マンもいるようです。
仕事のように結婚・離婚をする銀行マン
職業によって離婚事情に違いがあるかとえいえば、本質的な部分ではありません。
離婚の事情は当然に、ケースバイケースで人それぞれです。
とはいっても、ある程度のパターンに集約することはできます。
実際にはいくつかの職業で、ほかの職業よりも離婚や離婚後のパターンというものが目立つことがあります。
- お医者さんは奥さんも医療関係者が多い
- 商社などで海外との仕事が中心となる職業は、奥さんにも向き不向きがある
結局、いくつかの仕事では確かに離婚したいという人たちの内容が似てきます。
そのなかでも、まるで仕事のために結婚しているんじゃないか、というような業種が 銀行員 です。
「職場結婚だったものですから、当然、どんな仕事か理解があるものだと信じていたんですが、違ったようです」
大手銀行の審査役だった夫。
夜の10時過ぎに仕事が終わり、朝は7時前にはデスクにいるという銀行員
週末は、週末で接待のゴルフだ、資料作りだと仕事に追われることも多いのが銀行員の仕事。
そんなある日、タクシーで夜、帰宅すると自宅がもぬけの殻だったという・・・
その後、実家に帰ってしまったという妻からの連絡には、「疲れました。別れていただきたいと思っています」とだけあったのでした。
妻の方は、「私が至らなかったので」と。
仕事の内容もわかっているし、自分なりに努力したけれど、どうしても寂しくて夜になるとついお酒に手を出す生活が続き、キッチンドランカー一歩手前になっていました。
今は実家近くの心療内科に通っています。
夫もしょうがないな、ということで 離婚 になりました。
離婚後すぐに結婚相談所へ登録
その後の夫の行動には驚きです。
離婚成立の日の午後7時。
結婚紹介所へ登録に行ってきたのです。それも相手はどうせすぐ決まる、と自信満々です。
「もう離婚は2回目ですから、今度は少し気持ちを休ませたいなぁ」
この2年の間に、結婚・離婚を繰り返すことになったのです。
「邦銀にいるとすぐにでも後釜を探さなきゃいけないんですが、外資はその点のプレッシャーがありませんからね」
「それはどういう理由なんですか?」
「邦銀はまだまだ保守的な風土が残っていますからね。
実質はともかく、社内不倫なんか即左遷ですし、昔みたいに離婚したら子会社行き決定ということこそありませんが、30過ぎて未婚のままじゃ、出世レースで同期から半周遅れは確実なんです」
「でも、結婚は相手のいるお話でしょう。大変ですね」
「そうでもありません。医者や弁護士専門の結婚紹介所ってあるじゃないですか。
そこまでは行かないけれど、ぼくらにもそれに近い紹介機関があるんですよ。まだまだ婚活市場では銀行マンブランドは価値があります。
花婿一人に花嫁10人状態ですからね。登録さえすればどんどん決まりますよ」
銀行マンの方々は引く手あまたで確かにうれしいことですよね。
しかし、その分、離婚の可能性もたくさんある、ということのようです。
「やっぱり離婚」と思ったらまずは財産チェック
銀行マンは確かにお給料も今の時代では安定していて、高めの事が多いです。
一方で、中にはプライドが高く、男尊女卑の面もあったりする人もいます。
結婚したけど相手方の方では、「離婚したい」と思いつつお金の面で目をつぶって我慢していたりするものです。
ここで、いざ 離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
気をつけておきたいのは、マイホームを持っていて離婚をする場合には、売却したらどれくらいの価格になるかを出しておかないと、資産価値からの処分を検討することもできません。住宅ローンはその価格から差し引きます。
直近の価格を知っておけば、安心な準備をすることができますよ。→