20代なら離婚でやり直しできる
結婚すれば幸せになれると思っていた
今は、離婚すれば幸せになれると思っている
20代で離婚したい、と思う人って、新婚早々か、結婚して数年くらいの年月の人がほとんどですよね。
それほど結婚期間が長くなくても、
離婚したい!
そう思う感情が大きくなって、さらに具体的に離婚を考えると、20代だったら、夫の定年や子供の独立などの理由がないので、クリアーすべき問題は熟年夫婦よりは少ないです。
もちろん、20代だからこそ
「やり直しがきくんじゃないか?」
そう思う気持ちもあるはずです。
とはいえ、20代で結婚したくて、30までに結婚と出産をしたくて、29までに結婚したとしても、その後の生活に実りがなければ結婚した意味はないですよね。
年齢を理由に結婚を焦ってしまったなら、今になって自分の気持ちに正直になれたりします。
その結果として、選択肢の一つに”離婚”があっても後悔せずに人生がやり直せるのが20代です。
ここでは、これから先の長い結婚生活ととるか、離婚してやり直すか、を考えている人向けのヒントを紹介します。
離婚するなら20代までに考えて決めておくほうがいい
20代だと 勢いで結婚 しちゃっているときもありますよね。
燃え上がってしまった愛情らしきもの、だったり。
赤い糸があるように見えたり。
愛と憎しみは紙一重とも言われますよね。
離婚したい、と思うのもその反動だったりします。
厚生労働省の人口動態統計という記録を見ると、離婚の傾向で婚期(同居)期間別では結婚して1年以上5年未満の離婚が最も多いんです。
結婚生活当初にあかの他人同士が共同生活をはじめるわけなので、ギクシャクするでしょうし摩擦も起こります。
それが高じてしまうと、離婚に至ると言うことは、容易に想像もできますよね。
若気の至りということもあるかもしれません。
なんの理由もなくて離婚したいと思うことも。。
けんかもなしに夫婦生活もできるけど、どうしても好きになれなくて。。。
結婚生活の考え方が古い時代なのでは?
もし、女性で20代くらいで「夫に触られるのもイヤ」ってなってしまうと、これから先が思いやられますよね。
結婚した状態で、他の男性とするとなるというわけにもいかないですしね。
そういった状態のままだと心から幸せだと思えるわけないです。
理想の幸せな結婚生活
もしかして、
大好きな夫と生涯、仲よく暮らすことが人生のミッション
と思っていませんか?
自分の母親の時代、つい20年位前までは「結婚=永久就職」という言葉もありましたよね。
いまでもその考えに知らず知らずとらわれている人もいるんです。
もうすぐ2度目のオリンピックの2020年になるんですよ。
永久就職なんて、1度目のオリンピックの1970年前後の話です。
でも、そんな50年以上前の幸せな生き方が、もう今の時代には通用しないのに、結婚の考え方だけ良妻賢母だから、理想と現実のギャップに悩んでしまうんです。
自分に知らず知らず植え付けられている、「結婚=永久就職」的な考えが、さまざまな葛藤や違いを生み出す原因にもなっているんですね。
今の時代に、妻が永久就職的な考えを持ってしまうと、妻にも母にもなれる都合のいい女として生活をすることになってしまいます。
夫を待って、追従していくという古い考え方を、夫婦でお互いにやめない限り、幸せはつかめません。
今は、そんなむかしの標準家族を基本にした結婚観から自由にならない限り、これから幸せには生きられないんですね。
そんなものに、縛られ続けますか?
良妻賢母にとらわれていませんか?
自分の母親の影響を意識しないで受けていると、現代のスタイルで生活している。
でも、考え方は昭和チックになっていることが、20代での結婚生活が幸せを感じられない原因です。
離婚に理由が必要なのは裁判離婚だけ
離婚するのに理由が必要なのは、裁判離婚だけです。
9割の人が話し合いだけで離婚する協議離婚ですが、この場合は、どんな理由で離婚してもOKなんです。
20代での離婚の理由なら、「まだ親として未熟だった」などという理由でも納得できます。
これが裁判離婚になってしまうと、ただ何となく嫌というだけでは、裁判になったら、離婚理由として成立しません。
だから、離婚したいと思うなら、できるだけ協議離婚の段階で決着をつけたほうがいい、と言われるんですね。
何が離婚したいと思わせているのか。
何が、解決できないことなのか。
20代でありがちなのが、新婚当初から夫婦関係がほとんどなくて、それを理由に別れた、という人もいます。
やはり、子供は早いうちから欲しいですしね。
きちんと話し合うなり、一度実家に戻ったり、別居したりして考えるなりした方がよいと思います。
20代での離婚は、感情的なことも多く、エスカレートするととんでもない方向に進んでしまいます。
「離婚したい」と勢いで言いたくなることもありますよね。
ある程度貯金があったり、そこそこの収入があって、持ち家にそのまま住める場合なんかは、30代までならば比較的、離婚を選択しやすいです。
でも、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
電化製品など細かいものは後回しです。
20代での結婚だと、まだまだ二人で作り上げた財産はそれほどないかも知れませんね。
でも、結婚してから自宅を購入なんかしていたら、財産分与の一つとして計算されます。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
→
娘の離婚を親がサポートする離婚事情
最近では結婚願望を持っている男性が増えつつあっても、逆に結婚願望のある女性の数は激減しているような観があります。
「子供さえいればそれで十分!」と考える女性が増えているんですね。
そんな考え方が、今の離婚事情にも大きな影響があるようです。
こうした女性が多くなったのも、結婚しなくても、いや、むしろ結婚しない方が親元で十分に裕福な生活を送ることができるからです。
親も結婚した娘の部屋をそのままとっておく傾向があって、いつでも帰ってくることができるように準備しておいているようです。
離婚するとき、両親が強力な支援者になっていることがありますよね。
最近はそういう傾向ありますよね。
「結婚=お嫁さんになる」という考え方は古い意識になっちゃって、境界が低くなっているからかもしれませんね。
20代で、もう離婚したいと考えているなら、本当につらいですよね。
すでに人生に対してなかなか肯定的な気持ちになれないし、これから生きてもいいことがあるとは思えなかったり。
20代での離婚でも、最後は、自分が幸せになれる選択をして、ちゃんとその責任も自分で持って自立することができるはずです。
実際、20歳代での離婚は、若いから人生経験がないというのもあるのかもしれないですけど、いくら考えても、なかなか将来の見通しは立たないですよね。
『もう無理』ってなったところからの夫婦関係の修復って辛くないですか?
まだ先の長い今後の人生で本来の自分を取り戻すことができるのか、気になりませんか?
運命の人は、今の結婚生活の後に出会うかもしれません。
離婚したいと思いはじめると、心も体もクタクタになりがちです。
選択肢が離婚しかないなんて思い込んでいるなら、第三者に相談することで、新たな道が開けるかもしれませんよ。
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20代で子供がいる離婚は長い子育てになる
20代で実際に離婚を考えるときに、子供がいる場合は子育て期間が長くなります。
まだ、20代だと子供は大きくても小学生です。30歳近くで子供を産んでいたら、まだまだ小さい子供のはずです。
子供については、
- どちらがひきとるか、
- 実際に育てることができるかどうか、
- 育児に使える時間があるか、
- 経済的な問題は大丈夫か
が考えるに時に必要ですよね。
離婚に関係ない人や子供たちに迷惑をかけることも充分に考えられるので、できるだけの努力をしていかなければならないです。
もちろん、親が子供を養育するので、トラブルになったときに「困っちゃたぁ」では済まされませんよね。
20代の離婚で子供がいる場合は、しっかりとお金(養育費)については決めておくことです。
養育費は子供にとっての権利で大事なお金です。
親の自分が泣き寝入りしてしまうと、子供への約束も自分が破っていることになってしまいますからね。
もし、自分の親が寛大であるならば、20代くらいの離婚では、親の年齢も若いので、あまり心配することもないのがあせった結婚でもやり直しはまだできるメリットの一つです。
もう一つ大きなメリットは、若さです。
20代なら離婚して新しいパートナー探しを考えるだけの余裕がある年齢です。
婚活市場では、シングルの期間が長い人より、バツイチの方がかなりモテます。
子供がいてもいなくても、再婚を含めた新しい人生へと進みやすいですよ。
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