不倫妻が本気で恋愛していると思っているだけ
ここ最近はマスコミでも、不倫のニュースが多いですよね。
既婚男性が独身女性といい仲になる、というのはよく聞いたことがありますが、最近多いのは逆のパターンです。
それは、既婚女性が独身男性と不倫して恋愛モードに入って本気になっているもの。
芸能人、政治家とか有名な人だけでなく、友人・知人、身近な会社内不倫、仕事関係でもあったりします。
自分には不倫なんてありえないだろう、と思っていても、泥沼の関係になるまでにはあるタイミングで気持ちの変化が出るものです。
既婚女性が、女性として見られないと思ったタイミングで、男性に言いよるタイミングが合うと、本気になってしまう許されない恋に発展してしまうんですね。
でも、不倫は恋愛ではないんです。
恋愛ごっこなんですね。
恋愛ができない人がするのが、不倫なんです。
不倫する妻自身が気がついていないだけで、精神的に未熟な人がする不倫に、いくら本気になっても不倫は恋愛でないので、夫と離婚する決断はできないんです。
ここでは、もう一生これ以上の恋愛はない、と思っているのに、やっぱり離婚の決断はできない不倫している既婚女性の心理を、紐解いてみますね。
既婚女性でも本気の恋愛ができない理由
ずっと気になっている男性とここ最近、仲良くなって体の関係を持ってしまったんです。
それほど親密な友人に相談したら『不倫なんてやめなよ』と言われたんですが・・・
既婚女性が本気になる不倫という話題って、ここ最近よく聞くアレですね。
「不倫してもいいことはない」といっても、ほとんど聞く耳を持ってくれないですね。
本人は苦しむばかりのことが多いですだけなんです。
不倫をしていても許される人っていますか?
離婚のために別居して、数年経った人は、法律上結婚していても、不倫と言えない場合はあります。
反対に、既婚女性が夫と同居していながら、気持ちだけ本気になってしまうと、周りの人も巻き込んで一緒に不幸になってしまうのが不倫です。
本気の恋愛というのは、周囲の人も一緒に幸せになることですよ。
まして、子供がいると子育てにいっぱいいっぱいで、既婚女性が本気になって異性に接する時間なんか想像もできないことが多いです。
それでも「まぁ、子育てで忙しいから」という理由で異性を気にしないので、不倫とは無縁の生活を送らざるをえない、ともいえるかもしれません。
結婚してからの生活も、スッピンでいても誰も見ないから平気。
古い下着を着ていても、夫とはレスになってしまえば、抵抗がなく着れる。
恋人同士だった時のちょっとした日常の緊張感がだんだん緩んできてしまうんですね。
ところが、心の隙間にスッポリとはまり込んで、気持ちの安らぎに負けて本気で好きになってしまうことがあります。
既婚女性である妻が、異性を意識して男性と不倫をすると、緊張感のない生活がガラッと変わります。
結婚してから暴力を振るわれたり、パワハラや浮気されたりで、夫との関係はあまりうまくいってなかったところに、言いよってきてくれた人に本気になってしまったんです。
仲のいい親友は、逆に『がんばりなよ』と本気の恋愛関係を応援してくれていたりします。
仲のいい女性同士の親友に相談した場合には特に、”不倫や浮気”でさえも応援することが多いですよね。
ただ、理性的に行動できるのが恋愛であって、感情的な行動しかできないのが不倫なんですよ。
だから、本気になりやすいのは既婚女性であっても同じです。
ましてや、仮面夫婦を長年演じているような妻なら、きっかけさえあれば、離婚するかもしれないとは思いつつも、感情が先走って、不倫になってしまいがちです。
結婚している女性が気持ちが盛り上がってしまうのは、夫以外の異性である男性ですよね。
でも、既婚女性である妻が不倫をしている限りは、いくら自分が本気の恋愛だと思っても、それはできないんです。
好きな気持ちを心の中に持つのは自由なんですが、大人として責任を持って自制するのが恋愛だからです。
結婚しているという既婚女性である妻の責任を放棄して暴走するのが不倫なんです。
- 恋愛:責任を持って自制する
- 不倫:責任を放棄して暴走する
いくら本気で恋愛していると言っても、結婚している女性の責任を取るなら、離婚の条件を真剣に考えているはずですね。
それにもかかわらず、自分達のことしか考えられないの不倫をしているので、責任よりも体と感情が優先してしまっているんです。
既婚女性が本気の恋愛と思っている先は?
既婚女性である妻にとっての「本気の恋愛」とは夫以外の男性と、離婚してでも一緒になりたい、と思うことでしょうか?
もしバレて、最悪の場合には夫と別れる覚悟をしていることが「本気の恋愛」なんでしょうか?
「本気かどうか」「離婚してまで一緒になる覚悟があるのか」を聞くと綺麗事が出てきそうですが、精神的に成熟していなければできないのが恋愛なんですね。
人として成長し合うのが恋愛なんです。
逆に、猿でもできるのが不倫です。
自分の欲求だけに忠実で、人として堕落し合うのが不倫です。
だから、恋愛ができない人がしてしまうのが不倫なんです。
「不倫という恋愛ごっこ」をしているだけで、既婚女性の本気の恋愛ではありません。
自分が独身みたいな気持ちになることのできる恋愛ですが、悪いこととわかっていても、気持ちが抑えられなら、精神的に未熟なんです。
精神的に未熟だから、いくら本気の恋愛だと思っても、夫とは離婚の決断ができないんです。
不倫している妻にしろ、もしかしたら不倫しているかもと疑っている夫にしろ、離婚したいと思ったら、お金の清算をする準備は考えておく必要があります。
精神的に未熟だと感じたとしても、お金に関しては未熟のまま離婚の決断はできません。
ある程度、家にある財産を把握していると、心の余裕を持つことができます。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
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相手との本気の恋を確かめたい
既婚女性が危険ゾーンに入ったら、最悪です。
一緒に不幸になってしまうからです。
それは、「だまされていてもすべてを受け入れたい」と、相手男性への気持ちになってしまった時です。
もう、ブレーキが利かなくなって、見境いがなくなってしまうんですね。
男性にとって、既婚女性と不倫を始めた当初は「遊び」の興味本位感覚のことが多いです。
『既婚女性なら、結婚を考えずに、軽い付き合いができる』という気持ちがあるからです。
しかし、男性側が、遊びから本気になっていき、『自分は本気なんだ』と思った時に、不倫が発覚して、泥沼の離婚騒動に発展してしまうんです。
お互いに相手のことが本気で好きなのか?
この気持ちを確かめるように、さらにドツボにはまってしまう展開になってしまうんですね。
既婚女性の不倫は「離婚の決断ができないから」という理由で終わる
「恋は盲目」とも言われるくらい、不倫で盲目になってしまうと危険がいっぱいあります。
ところが、たいていの既婚女性の不倫は、周りをみて自分の心を確かめると、離婚の決断ができなくて終わってしまうものなんです。
不倫も、恋愛のようなものだとしたら、不倫関係が終わるきっかけのようなものもありますよね。
はじまりがあれば、終わりになるきっかけがあるものです。
大きく分けて、外的要因とメンタル面での理由があるんですね。
- 妻や夫にバレた
- 子供ができた
- 転勤・転居
などです。
メンタル面では
- 自責の念
- 罪悪感
- 冷めた
などの心の変化ですね。
少し前に流行した不倫ドラマ「昼顔」も最終回は不倫を肯定することなく、主人公の上戸彩が不倫をした罰を受けて、「不倫相手との破局」と「離婚」という結末になっていました。
既婚女性の不倫の終わりは「離婚の決断」してのハッピーエンドはできないんです。
不倫をする既婚女性の家庭には、夫だけでなく、子供もいる場合もありますよね。
もし夫婦関係がすでに悪化していたとしても、実際に不倫の事実があったら、それだけで言い逃れは不可能です。
不倫が夫にばれてしまうと、ほとんどの場合は慰謝料問題が伴う離婚問題になりかねません。
「僕は愛している」
そんな言葉に本気の恋愛を感じてしまっているなら、相手を思う愛情に忠実なのか、確かめたいですよね。
不倫相手が運命の恋なのか?
結婚してから訪れた本気の恋なのか?
特に既婚女性の恋愛の話は、なかなか親しい人にも相談できないです。
この先、情だけで続く夫を選ぶか、好きな彼を選ぶか、離婚して1人で生きていくか。
後悔したくない人生が気になりませんか?
新しい展開のきっかけを教えてくれるかもしれません。
離婚したいと思いはじめると、心も体もクタクタになりがちです。
選択肢が離婚しかないなんて思い込んでいるなら、第三者に相談することで、新たな道が開けるかもしれませんよ。
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既婚女性が不倫しても離婚の決断ができない(まとめ)
既婚女性が不倫して恋愛が盛り上がる気持ちは、タイミングです。
結婚してからも、ときめく人に出会うこともあります。
そこで、自制心が効かなくなると、不倫ということになってしまうのですが、離婚の決断はできません。
結局は、傷付くのが怖いから傷付かない程度の男と恋愛ごっこをしているだけだからなんですね。
感情的な不倫と、責任ある妻の立場。どちらに価値があると判断するのは、最後は自分自身です。