本来の自分に戻る選択なら離婚にお得感あり
新しいチャンスの確率は
我慢はゼロ、
離婚ならゼロではない
離婚したいけど、
- 子供がいるから…
- 経済的に不安だから…
- 一人で生きていけないから…
と不安を数え上げると、とりあえず、離婚をすることを我慢してしまいますよね。
でも、離婚したら、
- もっと自由になれるんじゃないか
- 自分に嫌気がさすくらいダメダメな生活を送らなくてもすむんじゃないか
そう思うと、
離婚した方がお得?
とも思えますよね。
離婚したいと思ってから『我慢する』と決めたら、一生続くことになります。
『我慢する』を選択するなら、新しいチャンスが来る可能性はゼロです。
我慢はその場に立ち止まることです。
その選択も必要な時もありますが、我慢だけではいつまでたっても前に進むことはできませんよね。
『離婚する』選択をすると、新しいチャンスが来る確率はゼロにはなりません。
『我慢する』と『離婚する』のどっちが得なのかは、
『一生ガマンの生活』と『自分が輝く生活』どちらがいいですか
っていうことになるんですね。
このまま「我慢するか」
それとも「離婚するとどうなるのか」
本来の自分として生きて行くにはどちらが得なのか、シュミレーションしてみました。
『我慢』を選ぶと「わがままな夫の面倒を見るのはイヤ」も一生続く
離婚したいけど 我慢 しているんです。
本当は、もうわがままな夫の相手をするのはもうイヤなんです!
とにかくイヤになったものは仕方ないんです。
やはり我慢なんでしょうか。
よく、「離婚をガマンしている」という場合、その原因は自分が我慢していると言うより、相手の性格に我慢していることも多いです。
でも、人の性格はまず変わらないから、結婚生活が望むように改善されることは滅多にありません。
となると、離婚以外の方法は、我慢。これしかないからです。
そして、もしガマンし続けるなら結婚しているうちはずっと我慢ということになるので一生我慢する、ということです。
そんな無意味なガマンはいやですね…
離婚する理由の中で、「我慢の限界」ってないんですか?
「我慢の限界」という離婚理由はないですよ。
仮に、離婚裁判までしても、「我慢の限界」という理由だけでは認められません。
法律上の離婚原因では、わがままな配偶者の面倒を見るのはイヤだ、というだけでは離婚は認められません。
- 「我慢をいっぱいしたから離婚していい」
- 「夫の世話が大変だから離婚していい」
なんて決まった目安があるわけないです。
周りからのお墨付きをもらわないと離婚できないくらいなら、離婚はしない方がいいです。
これは、離婚というより、夫婦がどうあるのかっていう問題だからですね。
我慢でストレスをためて、ある日突然ありえないタイミングでストレスをためるダムが決壊して、離婚を振りかざして大暴れする。
我慢しながら結婚生活を続けて、離婚する結論になるありがちなパターンです。
誰かを納得させるためじゃなくて、自分自身が離婚したい理由を納得するように、具体的に並べてみた方がいいですね。
我慢しすぎると・・・爆発→修復不可能
我慢をため込んでしまうからこそ限界点をオーバーして、突然の大爆発!
後戻りできなくなっちゃうんです。
嫌なことや気になることは、その都度小出しにしましょう。
我慢して爆発してしまって、妻が妻の仕事をストライキをする夫婦も少なくないです。
特に、食事を作らない、という形が多いようですね。
「何十年もやって疲れた」
という理由です。妻の更年期と重なることが多いんですね。
結婚1年目の若い奥さんが
「お料理なんて毎日作るのはイヤ」
と言い出すこともあるようです。
「理想の夫」「理想の奥さん」像に、周りからも自分も縛られていると苦しいですよね。
まじめな人ほどがんばり過ぎちゃって思い通りにできない自分を追い込んでしまったりしちゃいます。
ガマンして泣き寝入りしたって、夫婦円満の秘訣になんてなりません。
「理想」はあってもいいけど、固定しないで流動的に考えるほうが、夫婦生活は長く続きます。
我慢し続けても、お互いの心にも体にもよくないですからね。
もしかしたら、当分、別居したり、一人になる時間をすごすことが、意外とお互いを見直すいい機会になるかもしれません。
経済的に不安だから、離婚せずに我慢して結婚生活を続けて、別居して婚姻費用をもらい続ける、という人もいます。
改善
離婚の我慢を克服するもう一つの方法として
改善 する、という方法もありますね。
夫婦として、自分が変わるなり、相手が変わるように仕向けたりとか。。。
「改善」は優等生的な発言で、かなり偽善者的な言い方です。
夫婦生活をしたことがないか、離婚に近い体験したことがない人がいうアドバイスです(^^)
もちろん、我慢は悪いことではありません。できるに越したことはありません。
やっぱり離婚したくない、と思うなら、今の場所で自分の生活を改善して、何か行動を起こすしかありません。
かつて、夫婦仲がよかった時期がある夫婦は改善する方法もあります。
でも、心身に極端な負担を与えてまで、夫婦仲の修復を目指すのはナンセンスです。
家庭の絆はガラス細工と一緒で、壊れたらなかなか元には戻らないものです。
一度壊れて、またくっついて元通りになるガラス細工なんてないですよね。
そんな都合よく関係は改善なんかできません。
何事にも我慢はつきものですが、我慢ができない状況、言い換えると「離婚する状況」になったら離婚した方がいいです。
「離婚」と「我慢」のどっちが得?
改善は現実的でない、となると 離婚する場合と、我慢する場合とどちらが得か、比較の問題にいきつきます。
もし今、離婚したい理由と、離婚に踏み切れない理由を天秤にかけるとどうなりますか?
「この人の顔見ていると、ムカつく!」って思いながら、ガマンして一緒に暮らして、生活費もらったりしていたら、本来の自分が輝くことはなくなってしまいますよね。
離婚か我慢かのどっちも選べないのならば、そんなに離婚したくないってことだから、しなくていいと思いますよ。
とりあえず我慢し続けるとして、これからも結婚生活を続けていくつもりなら、”ぼやきながら毎日生きていく”のはやっぱりつらいです。
ぼやき続けると自分の魅力がどんどん削られて、人生を楽しむことを、あきらめてしまいます。
ぼやいている人が輝いているって見たことないですよね。
それは、我慢することが不幸だからです。
不幸を我慢することは、自分の幸せをあきらめることと同じですからね。
一番もったいないのは、離婚する気(離婚する勇気)なんてないのに、「離婚したい」と言いながら、なんのアクションも起こさないで暮らしている人ですね。
離婚することも、あきらめることもできない。
ただ流されて我慢を選んでいるのが、不幸の道を歩いてる、と認識できていないからです。
そんなガマンばっかりしてないで前向きに何かしたほうがいいです。
そんな『我慢するか』『離婚するか』どっちが得なのかは、ガマンの不幸生活と自分が輝く生活、どちらがいいですかっていうことなんですね。
人生の大切な時期を、ひたすら耐えてやり過ごすなんてもったいない時間ですよね。
不思議な話を付け加えると、我慢できなくなるということは、神様が「もう結婚生活は続けなくていいからね。楽になりなさい」と教えてくれている証拠です。
離婚したいと思いつつ、我慢して夫婦生活をしている時、 離婚を言い出した後は夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
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我慢はネガティブな感情しかなくデメリットが大きい
確かに、離婚するのは、結婚よりも心理的に負担がかかることは確かです。
離婚するまでの感覚は、ひたすら穴を掘っては埋めているだけの毎日、という感じです。
特に、子どもがいると「離婚する」決断の前に、不安がよぎりますよね。
でも、シングルマザーになった人の話を聞いていると、ほとんど同じコメントをしています。
シングルマザーになって大変なこともあるんですが、離婚前のあの時に比べれば精神的なストレスやフラストレーションや虚しさはありません。
周りの人たちにも自分にも嘘をついていないでいれるな、と思っています。
現実的なことはこれから考えていくとして、自分にとっていいことも悪いことも全てを手放す覚悟があるかどうか、そこが分かれ目になるんです。
それでもなんで我慢を選んで、自分にも嘘をついて結婚生活を続けている人がいるんでしょう?
我慢し続けるメリットってあるからなんですかね?
よく聞いていると、もっともらしい理由を言っているんですが、実は我慢した方が楽だからなんですね。
「楽」を選んだ結果が「我慢」なんです。
離婚したいのに離婚せず、報われることのない努力をしているのが「我慢」なんですね。
周りは、「どうして我慢できるの?ストレスもたまるだろうに」って思っています。
でも、本人が我慢できる根本は、不満を言えないからです。
夫婦ってそれぞれ違う人間だから、どんな夫婦でも不満ってありますよね。
でも、夫婦のストレスって、不満じゃないんですよね。
不満があることがストレスではなくて、不満を言えないことがストレスなんですよね。
言いたいことがあるけど、不満を言葉にできない。
相手も、不満を聞いてくれない。
言いたいことも言えず、話も聞けず、が夫婦のストレスの原因ですよね。
そのストレスに慣れちゃうと、自分の中に閉じこもって、我慢ができるようになるんですよね。
『ずっとこのままだろうな…』と諦め癖がつくのが我慢することのメリットです。
夫婦二人での生活を我慢しているのは、努力ではなく、ただあきらめ癖がついてるだけです。
我慢する生活は、すくなくとも生活にわくわくするようなポジティブな感情がないですよね。
夫婦で生活する時間すべてが、ネガティブな感情でいっぱいなわけです。
そんなネガティブな感情でいながら、心が本来の自由な自分であることはありえないんです。
仮に、我慢して相手に合わせながら生活したなら、我慢は相手にとっては有利です。
でも、自分にとってはまったく有利ではないんです。
我慢している自分はネガティブな感情のままだからです。
我慢することはむしろデメリットのほうが大きいです。
- ネガティブ感情のまま時間が過ぎるのを待ってしまう
- グチを言いながら、周りには優しくなれない
- ストレス発散のため無駄遣いする
- 自分に嫌悪感を抱き続ける
「我慢をしていればきっといつかは報われる」
精神論を前面に押し出す体育会系の人がよく言う言葉ですよね。
でも、努力は報われることもありますが、我慢というものは報われることはないんです。
- 努力とは、自分の目標のためにするもの
- 我慢とは、嫌なことをひたすら耐えるもの
努力と我慢は根本的に違うものなんですよね。
経験上、幸せな離婚ができる正しい方法があることが、離婚裁判までしてわかりました。
本来の自分を取り戻すために、裁判まで経験したからこそ知ってほしい、生の情報です。
→自分で出来る円満離婚マニュアル
我慢するか離婚するか、まとめとアドバイス
はじめて離婚を考えてから、我慢し続けているなら、結婚生活は何とか持ちこたえていても、自分自身はきっと幸福じゃないはずです。
結婚生活にもんもんとしていると、相手のいろんなことが気になりますよね。
それをそのまま言うと逆切れされ、変わる様子など全く見えず、夫婦の関係もギスギスするばかり。
だから、何を言っても無駄、とあきらめたり、結婚生活に失望したり。
結婚しても、いっしょにいるのがつらくなったら、「我慢」か「離婚」の選択になりますよね。
確かに、経済的に不安だから、我慢して結婚生活を続けて、別居して婚姻費用をもらい続ける、という手段もあります。
でも、その発想そのものがネガティブですよね。
我慢なんかしないほうがいいんです。
いまだに離婚すると不利だと思う人もいるみたいですけど、今の時代は何の支障もないです。
離婚は困ったことなんかじゃないんです。
1度きりの人生なのだから、新たなステージに向かうべきです。
新しい自分の旅立ちだと、喜んでいいんです。
我慢するか離婚するか
- 本来の自分に戻る選択なら「離婚」がお得
- このままネガティブに一生を過ごすなら「我慢」
結論はこの二つです。
離婚の決断の前も後も前向きに
楽しいことばかりではないのが結婚生活なのかもしれませんが、
もし、「離婚しない」という決断を、ひたすら我慢することで乗り切っているなら、思考停止しています。
我慢=思考停止
なんですね。
離婚する方向へ進みたいのなら、そのために行動を起こせば輝けるはず。
離婚する、離婚しない、どちらの決断でもいいので、前向きに考えられているか、が幸せになれるかどうかとイコールです。
「離婚」の決断と覚悟ができるのかどうか、ってことなんです。
離婚の決断も、現在と昔とでは状況が大きく変わってきています。
今日、なぜ離婚が増えているのか?といえば、状況が変わってきているからです。
参考→現代の離婚事情
状況がどのように変わってきているか?
この点の理解と離婚問題とは切り離して考えることはできません。
それは女性に自活の道が開けるようになったことです。
もちろん問題はいろいろありますが、昔とは大違いなのです。
この点が、離婚を容易なものにしているし、この点を見誤ると離婚をもっぱら悲惨なものに考えすぎて、判断を誤ることになります。
離婚のことで悩んでいたり知りたいことがあれば、まずは家庭裁判所に行くといいです。
もちろん、「離婚できるか、できないか」の判断はしてくれませんが、主に手続き的なことであれば、わかりやすく教えてもらえます。