離婚届用紙をダウンロードしたけどそのままでは使えない
離婚届を役所に直接もらいに行くのって、気が引けますよね。
自分が役所の人に直接「離婚届ください」っていうシーンを、近所の人に見られたりすると・・・・なんてネガティブな思考になりがちです。
離婚届 って ダウンロード して提出することができるんですか?
離婚届の用紙は全国一律で、開示している自治体のホームページ上からダウンロードすることが可能です。
たとえば、
こちらの自治体(札幌市)から
ただ、離婚届の用紙はA3なので自宅のプリンターがA4までしか対応していなければそのままでは使えません。
↓この役所サイトを開いても下記のように「A3で出力して使用してください」と注意書きが出てきます。
どうしても、ダウンロードして使うのであれば、一度A4の用紙で自宅でプリントアウトしてから、コンビニなどで拡大コピーするしかないです。
「離婚届ってこんな感じなんだ」というだけならダウンロードでもいいですが、「実際に離婚届を書こう」と思うなら、かえって手間がかかってしまいますね。
やはり離婚届は役所に取りに行った方がいいんですね。
離婚届は役所の戸籍係のところに行くと無料でもらえますよ。
たいていの役所では、24時間受け付けもしています。
田舎などの小さい役場でも守衛室とか宿直室でも受付していて、離婚届の用紙はそこでもらえます。
- 一度書いてから、やっぱり離婚をやめた
- 「離婚届」を見せたら、ビリビリと破かれた
などの考え直しやいざこざも想定しているんでしょうね。
離婚届なんて普段書き慣れていない?はずですから、書き損じのことも考えて2部以上もらっておくと安心です。
女性の方が多いと思うんですけど、離婚後に旧姓に戻らずに婚姻中の姓を使い続ける場合には、「婚姻の際に称していた氏を称する届」も一緒にもらったほうがいいですね。
結婚して名前が変わってもそのままその名前を使うのであれば、離婚後、3ヶ月以内に提出する必要があるので、離婚届と一緒に提出するのが便利です。
原則は離婚したら旧姓にもどるからなんですね。
確かに、離婚届をもらうのは気恥ずかしさがあるものですが、たいていの場合は、一生に1回か2回くらいしかないでしょうから、直接もらってきてもいいですね。
離婚届を役所にもらいに行くと、「この人離婚するのか?」っていう目で見られる気がして、恥ずかしいんですよね。
近所の知り合いに遭遇したりしたら・・・とか。
気持ちもわからないでもないですが、行ってしまえば係りの人は、かなり事務的で「こんなもん?」で終わっちゃいます。
役所の人はお仕事として毎日離婚届やその他の書類をやりとりしているので、なにも思ってないと思いますよ。
「役所に行くのが嫌だから、どうしても離婚届をダウンロードしたいんだ!」
っていうなら、郵送で取り寄せる方が確実です。
そのときは、返信用に切手・封筒は用意してくださいね。
離婚届は、全国共通なので、
- 知り合いに会いたくない
- 誰とも話すことなく手に入れたい
- 仕事で昼間の役所には行けない
こういった条件のある人は、離婚届をダウンロードするより確実な郵送の手段がおススメです。
離婚したい原因をじっくり振り返るいいチャンス
『離婚届を書く』というと、それだけでなんだか残念な気持ちになるかもしれません。
人生の中で、そう何度も離婚届に文字を書く、なんてことはないですからね。
ただ、離婚を考えて離婚届をダウンロードなり、取り寄せようとするなりしているわけです。
どうして自分は離婚しようと思ったのか、一度立ち止まって、結婚生活を振り返るにはいいチャンスです。
離婚しようと思ったからには色々な理由があるはずです。
お金、浮気、不倫、DV、なんとなく将来一緒にやっていけそうにない・・・などなど。
離婚の理由でずっと一位なのは、「性格の不一致」です。
どんな夫婦も一人ひとり違うので、性格は違うのが当たり前ですが、離婚となるとこの結論になってしまうのかもしれませんね。
離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
ある程度、家にある財産を把握していると、心の余裕を持つことができます。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
インターネットでカンタンに、売ったらいくらになるかの不動産価格がわかります。
→
離婚したい理由の中で、もっとも決着をつけておきたいのは浮気・不倫です。
相手が浮気や不倫を感じたとしても、すぐにはおおごとにせず「証拠集め」から作戦を練ってくださいね。
後でしらを切られてしまうと、自分だけが悲しい気持ちになってしまいます。
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離婚したいという理由が明確でないけど、離婚届を書いておこう、と思う事もありますよね。
でも、夫婦の相談って身近な人ほど話しずらいです。
なかなか親しい人にも相談できないなんて、本当につらいですよね。
離婚のことで悩んでいたり知りたいことがあれば、まずは家庭裁判所に行くといいです。
もちろん、「離婚できるか、できないか」の判断はしてくれませんが、主に手続き的なことであれば、わかりやすく教えてもらえます。