表札の変更は安くできて法的なトラブルもない
離婚しても、家はそのまま住むことになったら、名前が変わって、表札の表示と違ってしまうこともありますよね。
離婚後の表札と実際の名字が違うことで、悩みのタネになってしまう場合とは、
例えば、
- 妻の名字が旧姓に戻る
- 家は元のまま
という場合ですよね。
表札の中には、特に一軒家では、壁に埋め込みされていて、なかなか素人では変えられないんじゃないか、って思える場合もあります。
かといって、その上から自分で紙を貼って、今の名前の表札にするっていうのも、見栄えが悪すぎますよね。
今回は、離婚した後に妻が名前を変えた場合に、表札にまつわるトラブルや、表札の変更方法を調べてみました。
離婚後に表札が変わっていないと法的なトラブルになってしまうもの?
家の表札って、その家に誰が住んでいるかを、端的に示すしるしみたいなものですよね。
一見して誰が住んでいるのかがわかるのが、家の表札です。
でも、離婚の前後で、夫婦の片方がいなくなってしまうこともあるわけです。
すると、表札と実際に住んでいる人の名前が違ってくることにもなってしまいますよね。
例えば、典型的な例で、
夫と離婚するかどうかを冷却期間を置くために別居した。
↓
妻と子供が、住んでいる家にそのまま残った。
↓
離婚が成立した。
自宅には、別居している夫の名前の表札が貼ってある
という場合、がありますよね。
この場合でも、離婚した妻と名前が違っていたから、
表札を変えても法的なトラブルは起きません。
元夫に「表札を変えて」と請求する必要もないです。
ただでさえ離婚のやりとりでげんなりしているのに、さらに気落ちしてしまいますよね。
元夫が表札を撤去してくれていなくても、変えてしまったほうがいいです。
なぜなら、表札そのものは法律上の規制や罰則もないからです。
離婚した後で「表札を変えてくれない」とウジウジしているのはイヤですよね。
表札の名前に違和感があったら、変えたほうがすっきりしますよ。
直接、元夫に「表札を外して」ということで、かえってトラブルになるよりも、すっきり変えてしまったほうが、新しいスタートを切れますしね。
ただ、元夫の郵便物が届いて勝手に開封すると、「信書開封罪」に当たる可能性はゼロではないです。
離婚して表札を変えることで気になること
離婚したから、表札を変えることが気になるというのは、
- 世間体を気にする
- 離婚したことを伏せておきたい
- 近所に離婚したことを説明するのがイヤ
こういった、ネガティブ系の心の持ちようの場合ですよね。
ただ、周りの人たちは、自分が思っているより他人のことは気にしていないものです
自分の気持ちがネックになっていて、離婚後も表札を変えないのであれば、気持ちのタガを外してしまえばいいだけです。
表札を変えないことで、社会生活上で実害がありそうなのは、
- 友人が来た時、家がわからないかも
- 子供が多感な時期で微妙
- 宅配などデリバリーの人が迷う
といった自分以外にかかわることです。
この辺で、表札が気になるのであれば、少しだけ時期を見たほうがいいですね。
自分だけでは解決できないことは、時間が解決してくれるはずです。
逆に
離婚したから堂々と表札を出したい
というくらいに、ポジティブになったほうが、離婚後に明るい家庭が戻ってくるものです。
たとえ、シングルマザーでも明るい気持ちでいれば、理想の男性に巡り会えるものですよ。
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離婚後に表札を変えなくてもいいの?
離婚することが抵抗があると、離婚後に表札を変えることにも抵抗がありますよね。
表札を変えなくても、郵便は届けを出せば届けてもらえるので、問題はないです。
宅急便の場合は、電話確認で宛先不明になることもありますが、表札になくても、最近は配達時に確認するので、大丈夫でしょう。
離婚してから表札を変えなくても、特に、夫がいなくなっても 単身赴任程度にしか思わないですしね。
どうしても世間体が気になるときは、表札を変えなくてもいいんですね。
表札を変えなくても、トラブルはありませんよ。
もちろん、表札が変わっていなから、という理由で、偽装離婚や母子手当の不正受給だとか言われることもありません。
ただ、「離婚する」こと自体が、恥ずかしい事をしているわけではないですよね。
離婚する夫婦は、今は3組に1組は離婚するわけです。
近所さんと多少なりともお付き合いがあるのなら、「離婚」を隠し通す事はできないです。
表札だけでなく、町内会の名義も変わる
離婚しましたぁ…とふれまわる必要はないと思いますが、表札を変えないことで、離婚したことを隠そうなどとは考えない方がいいですね。
- 子供の名字は変わらない
- 妻の名字が旧姓に戻る
- 家は元のまま
という場合であれば、表札に子供と自分の名前を併記してしまえばいいんです。
- 世帯主として旧姓
- 子供用に元の名前
のように見えて、一見したら二世帯住宅のように見えますからね^ ^
表札を外すにはいくらかかる
しっかりと埋め込まれた表札を、綺麗に外すなら、その手のプロに依頼するほうがいいですね。
表札が貼ってある壁を傷つけずに、のりの跡なども綺麗にしてくれますからね。
近くのホームセンターで聞いたところ、一万円あればできる、ということでした。
ただ、表札を外すだけで1万円は高い、ですよね。
その場で新しい表札を注文して、購入すれば、安くはなるようです。
新しい表札とつけるにしても、数万円するものを前面に押し出しているのが通常なので、それなりの金額になってしまいます。
取り外すだけで、数万円もかかるのであれば、自分で元の表札を外して、お気に入りの表札を買ってつけたほうがスッキリしますね。
今は表札を取り外し→新しく接着剤でつける、というよりも、
外す手間が一切ナシで、あっという間に取り付けられる商品があるんですね。
いま、人気の商品となっています。
ネット通販でも、数千円程度でいろいろな形状の表札がありますね。
→カンタンに取り付けできる綺麗な表札がたくさんあります
離婚前は別居していても表札は変えないほうがいい
離婚後に表札を変えるのは、いいとしても、先走って、離婚届を出す前に変えてしまうのは、やめておいたほうがいいです。
そこまでして、離婚したい気持ちもわかります。
でも、別居していても、長期間経っていないのであれば、離婚訴訟で離婚できない可能性もありますからね。
離婚前には、表札を変える妄想をする前に、この家にどれくらいの財産があるのかを把握するのが現実的です。
離婚後の生活を考えて、財産分与の計算をしておくんですね。
一番ポイントになりそうなのは、自宅です。
現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
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