人生のやり直しに必要な覚悟とは
自分の人生をリセットしたい!
離婚したら 人生リセット して、こんなことして、あんなことも・・・・
想像が膨らみますよね。
でも、後になって「離婚したことが失敗だった」と思うようなら、やり直しどころではないです。
今までの人生をやり直すくらいに本気で離婚したい、と思っている。
つまり、離婚して「人生やり直したい」と考えているということは、「今までの結婚生活がとても充実していなかった」ということですよね。
ならば、「もしもあの時に…」と後悔しながらの毎日にならないための覚悟が必要です。
人生をやり直すために「離婚してよかった」と言えるためには、一人でも楽しく生きていく覚悟が一番必要なことです。
ここでは、離婚して人生やり直しができるか、どれくらいの覚悟が必要かを紹介します。
離婚して幸せになるには「覚悟」の度合いしだい
人生のやり直しをしたい思っているけど、なかなか離婚の決断に踏み切れない時ってありますよね。
子供のことであったり・・・
自分の決断力のなさだったり・・・
離婚したら人生やり直しができるだろうなぁ
と思う時に考えていることって
「この旦那さえいなくなれば幸せなはず」
「離婚したらきっと上手くいくはず」
「子供と2人なら人生やり直せる」
やり直ししたい理由を書き出してみると、どことなく後ろ向きな感じがしませんか?
後ろ向きに思うのは、今の不満な結婚生活から逃れても、何となく不安な将来が見え隠れしたりするからです。
で、不安を抱えたまま離婚したらどうなるか、予想がつきますよね。
「再婚すれば幸せになるんだけど・・・」
「養育費がもっとあれば・・・」
「子供がいなければもっと・・・」・・・
って思うようになります。
離婚の覚悟はどの程度必要?
離婚して人生をやり直し、幸せになっていく人は、離婚前から離婚後もある程度の変化があることも覚悟しています。
「今を我慢するくらいなら離婚しよう」
この程度の覚悟では、離婚して人生やり直しても幸福度は上がらないでしょう。
確かに、離婚したいのに我慢している生活よりは幸福度は上がります。
でも、離婚を悩んで迷っているうちに、離婚に踏み切ってしまうと、心のどこかに”執着”があったりします。
「離婚を決めたらもう悩まない」
これくらいの覚悟があると、離婚すること自体が、人生のやり直しになります。
元の夫婦、家族に戻ることなどありえないという覚悟です。
離婚してから人生を「やり直せる人」と「やり直せずもっと悪くなる人」の違いが出るのは、”お金などの物”ではなく
”自分の離婚への覚悟の度合いしだい”なんですね。
離婚原因別 その後の人生
離婚した人の、その後の人生 がどうなっているかって気になりますよね。
離婚の原因が離婚後の人生に直接関係あるわけではないのですが、離婚を決意した時のきっかけには大いに関係があります。
離婚したいと思った時の理由は大きく分けて2タイプあります。
明らかに相手方に原因があるとわかりやすいタイプ
- 暴力やモラハラなどのDV
- 生活費を使い込むまでの借金やギャンブルなど
- 働けるのに働かない
- 酒癖がわるのにやめないアル中
- 浮気・不倫など異性問題
どちらに非があるかは不明な「性格の不一致」タイプ
大きく離婚原因を「明らかに相手方に原因があるとわかりやすいタイプ」と「性格の不一致タイプ」に分けたとします。
何と、離婚後に幸せだと感じているのは、後者の「性格の不一致」タイプなんです。
「離婚することは夫婦で十分に話し合った結果なので、今では何の後悔も無く、子供と一緒に新しい人生を歩んでいます!」
気が付けば、離婚届けを出した日ももう覚えてません。
「離婚してよかった」と離婚で人生のやり直しができているんですね。
それは、離婚前に離婚原因をとことん考え、離婚後の生活を覚悟しているからです。
「失敗をプラスにして生きていきたい」という結論が、自分で出すことができたからなんです。
離婚原因が「性格の不一致タイプ」なんですね。
「性格の不一致で離婚する」という理由で離婚する方が、覚悟がいる、ということなんです。
だから、実は、離婚した後に幸せになる人は、離婚前にすでに決まっています。
【関連記事】離婚して幸せになった人と不幸な人の違いは2つ
もちろん前者の借金を抱えていたケースでも、離婚してよかった、といえる場合もあります。
小さい子供がいて、借金の催促の電話や毎月の支払いの心配をしなくてよくなっただけでも今はとても幸せ
借金やDVが原因ならすぐに離婚した方がいい
多額の借金やDVの場合には、子供のためにも環境としていいとは言えないので、すぐにでも離婚を考えたほうがいいですね。
消費者金融会社からの借り入れが複数あると、借金の悩みを抱えてしまいますよね。
離婚したいけど、自分にも責任がふりかかる可能性があるなら、借金の解決方法を専門家に相談できます。
「女性」で離婚してよかったと思っている場合
女性の場合はパートや専業主婦をしていた人も、離婚したら自分で稼いで生活していかなければならないですよね。
しっかり 自立 することが、離婚してよかったと思えるかどうかの違いになります。
離婚は本当に大変です。でも今は、充実しています。頼れるのは自分だけと腹をくくれば乗り越えられます。
1人になることは、不安だらけだったんだけど、前を向けば何とでもなります。
離婚前にじっくり考えて、心の素直な声を聞くことが未来を作る第一歩になります。
女性だと、離婚後に 再婚 をしたいと望む人もたくさんいます。
今現在の幸せ(再婚後に出産)は離婚しなければ手に入れることができなかった幸せなので「離婚してよかった」
離婚後の婚活は、年齢を重ねると、普通に婚活するのでさえ厳しいのに、そこにバツイチで子持ちだったりしたら、相当に劣勢と思えます。
でも、世の中の独身男性の中には、結婚して離婚を経験した女性の方が、大きな心を持っている、と考えている人もいるんです。
そういう男性は、結婚経験のない女性にはないものを求めているので、根が優しい人が多いんですね。
→シングルマザーの恋愛や再婚の悩みは理解ある男性との出会いが解決する
離婚して人生をやり直す覚悟を決めるにあたっては、将来のパートナーのことも想像するのも楽しいですよね。
子持ちでも離婚してよかった
よく、子供がいるから離婚できない、という女性もいますよね。
でも、夫婦仲が悪いのに、子どものことで離婚を思いとどまるというのは、子供にとっては悪影響のある環境に居続けることです。
夫婦仲がよくない家庭の子供の心は不安定なんですね。
「お母さん、明るくなった」ってふとした時に子供が言うんです。
両親が不仲になっていると、子供には悪影響しかない、って離婚した今、気がつきました。
離婚したら生活費をどうやって稼ぐ?子育てができる?って不安はありますよね。
離婚してよかった、と思えない人の中には『離婚するだけでも膨大なエネルギーを使ったのに、離婚してから後にこんな苦行があるなんて!』って言う人もいます。
お金を手当てや養育費に100%頼り切る人に多いですよ。
でも、今までの結婚生活をひっくり返すくらい 自分一人でやっていく楽しさがあります。
自立して支えられながらも、子供と一緒に過ごす時間が、「離婚して人生のやり直ししてよかった」と自由に生きられる幸せをかみしめることができるんですね。
「男性」で離婚してよかったと思っている場合
男性の場合は、離婚すると真っ先に衣食住のうち「食」に変化が起きることが多いです。
食事を外食で済ますことが多いので、メタボになったり健康管理が心配なところがあります。
また、熟年離婚だと特に「離婚してはじめてあいつの良さがわかった」と、男性の場合はゲッソリ老け込んでしまうこともありますね。
とはいっても、妻がいわゆる”サゲマン”の場合は全く逆になります。
今まで何をするにも妻の許可制だったタガが外れて、のびのびと堂々とできるんですからね。
逆DVから解き放たれたようなものです。
やはり、自分一人でも楽しく生きていく覚悟を持っていると、離婚してよかったと思うのは、男性でも同じです。
離婚したい、と思ったらまずは財産チェック
離婚して人生をやり直したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
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