裁判での「浮気」判断はシンプル

法律上の浮気=不貞は「H」


男女の永遠のテーマである浮気

 

浮気といってもどこからを浮気と認識するのでしょうか?

 

肉体関係を持てば明らかに浮気だと思えますが、その境界線は人それぞれです。

 

  • 恋心持ったら浮気?
  • 二人きりで食事にいったら浮気?
  • お酒飲みながら朝までオールナイトは浮気?
  • 何もしないで添い寝するだけで浮気?

 

離婚裁判で判断される「どこから浮気」という基準は、あっさりしていて、ずばり「H」です。

 

 

キスは浮気じゃない?どこから浮気?

 

「どこからが浮気?」 って聞かれて答えに困ることもあるんですが、

 

グループでならともかく、女性と二人だけで飲みに行ったら浮気ですか?

二人だけで飲みに行った時点で、そこそこの割合で浮気の第一歩になるのも事実ですよね。

 

二人きりで話をする機会を持てば、恋愛の始まる可能性が高いので・・・

たしかに、男から見ると、下心があって二人きりで飲みに誘った時には「手をつなぐと浮気」という感覚がありますからね。

女性によっては「他の女の人と飲みに行ったらもう浮気」という人もいます。

 

恋愛中でも、交際相手と違った異性と飲みに行く相手の行為が「心配」と気にする人が多いのもわかります。

浮気心は、衝動的な感情ですからね。

 

男女問わず誰にでもあるものです。

 

パートナーが浮気をしているのではないか、と疑心暗鬼なったり、逆に自分が浮気しそうな時には、どうやったらバレないか、と心を砕くものです。

 

浮気の基準は人それぞれですが、法律の判断で離婚するかしないか、を判断する離婚裁判での基準の「不貞」は、シンプルな判断なんです。

 

「不貞」って何?

不貞とは

 

普通の男女の感覚として、「どこからが浮気」かという基準 にはだいたいこういうのがありますよね。

 

  • その人のことが「いいな」と思ったら。
  • 自分の恋人・家族に「悪いな」と思ったら。
  • これって浮気になるかなー?と自分が思ったとき。

 

ほぼ、気持ちの問題ですよね。

 

となると、例であげた気持ちの持ちようは人によっては浮気になるかもしれないし、ならないかもしれない。。。

 

法律には「不貞」という用語がありますが、どこから浮気になってしまうのか、不貞とは何かとなると意外にハッキリしていないですよね。

 

これらは、浮気?不貞でしょうか?

  • 夫がクラブに行ったが、いちゃいちゃしていただけ
  • 出張先でたまたま知り合った女性とホテルで飲んで部屋まで行ったが、そのまま寝てしまった
  • 妻が同窓会で、昔、好意を抱いていた男性に声をかけられ、その後一緒にお茶を飲みに行く、性的関係を求める気はお互いにないけど夫といるよりは楽しそうに過ごしている

よくありがちなシーンです。

 

でも、裁判になって離婚ということになると、ぜ〜んぶ浮気ではありません。

 

結婚していると「浮気=不貞」と言われることがありますが、浮気に見える行為がすべて「不貞」じゃないんですね。

 

「どこから浮気?」かは、浮気=不貞行為と考えると、法律でいうところの不貞行為とは、性交渉のある関係に限定されるんです。

 

不貞行為は当然に裁判での離婚の原因ですが、まず、法律の世界でいうところの不貞行為から理解する必要があります。

 

離婚裁判で、配偶者が夫や妻以外の相手と肉体的な関係を持った場合には、それが一時的なものか継続的なものかは問われません。相手に愛情があるかどうかも問われません。

 

相手に好意を持っていてるだけはもちろん、キスだけでは不貞行為になりません。。。。。

 

たった一回でも夫や妻以外の相手と肉体的な関係があったらに不貞行為にあたるんですね。

 

だから、一回限りの浮気であっても言葉の厳密な意味では、法律上では不貞です。

 

これは離婚裁判での話です。

 

よく雑誌とかで、「どこまで許せる?浮気?」なーんていろいろトークがされている基準とは全く違いますから。。。

 

協議離婚では理由は何でもいいので、それぞれの人の浮気の基準でもいいんです。

 

浮気で有利に立つには証拠が重要!

 

慰謝料をとるなら相手の不貞行為を証明する必要があります!

 

  • 協議離婚でも、離婚調停のときでも、裁判でも相手の不倫や浮気が原因で離婚したい
  • 夫にも不倫相手にも慰謝料を請求したい

というときには、証拠集めが必要です。

 

配偶者と浮気相手がホテルに出入りする写真や画像など、不貞行為があったことを裏づける証拠を手に入れることができれば一番いいです。

 

そうでなくても状況証拠の積み重ねでも、慰謝料請求や離婚の話し合い、裁判などでは有利になりますよ。

 

自分であつめる証拠

 

自分でできる証拠集めとしては

  • 夫または妻の行動をメモする(帰宅時間、休日の外出など)
  • 領収書やクレジットカードの使用明細、自動車の走行距離やガソリン代のチェック
  • 相手と行ったと思われるホテルやレストランの領収書などのコピー
  • パソコンや携帯のメール、LINEのやりとりの写真
  • 電話の通信記録

などですね。

 

浮気現場の証拠写真や浮気相手の特定などの調査は、探偵に依頼すると、確実な証拠を集めることができ、離婚裁判をしても勝つ可能性が非常に高くなります。

 

そこでできた調査報告書や調査員の証言は、調停や裁判での証拠にもなりますよ。

 

事実上、肉体関係を証明できなければ慰謝料はほとんど認められません。


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法律と現実は違う「浮気」

 

法律の世界では、離婚で問題になる「不貞」は小説やドラマに登場する「浮気」と必ずしも同じ意味ではないんです。

どこまでが浮気なのかわからないくらい接近している男女

 

夫が浮気などしていると、妻は

 

  • ダンナが生理的にイヤ!!
  • イヤすぎ!キモイ!

となりますね。

 

気持ちはわかります。

 

確かに、キスだけでも恋愛感情があれば、人は傷つきます。
そこで性交渉はなくても、程度や年月によっては離婚が認められます。

 

それは、離婚では不貞が「婚姻を破綻させた」かどうかが問題とされるからです。

 

でも、家庭や配偶者を大切にする気持ちの方が大きく、悔い改める気持ちもある、というような場合には、婚姻を破綻させた、とまでは言えないんです。

 

となると、離婚する、という意味では、どこからが浮気なのかは、ある程度継続的な関係を意味すると考えていいです。

 

性関係を伴わない継続的な交際は「婚姻を継続しがたい重大な事由」になる

 

配偶者のほかに継続的な浮気相手がいる場合は、離婚原因があることになります。

 

不貞の相手と同居し、家族は捨てたのであれば、不貞と「悪意の遺棄」という離婚原因があることになります。

 

もし、夫が「一回でも女性と寝た」ことを許せない妻がいて、夫のこの行為をきっかけとして夫婦関係がぎくしゃくしてしまった。

 

そんな場合には、不貞というよりは、「婚姻を継続しがたい重大な事由」があるかどうかを問題にします。

 

離婚の裁判になった場合には、性関係を伴わない場合に、不貞とは呼ばないし、浮気にもあたるかも微妙 です。

 

性関係のない男女交際を続けることは、不貞とまでいう浮気ではないけれど、それが「婚姻を継続しがたい重大な事由」となっているかの問題が残ります。

 

浮気に発展しがちな同窓会

 

同窓生と若い日の頃を語り合うくらいでは単なるちょっとした刺激程度で、婚姻を継続しがたい重大な事由とは解されないでしょう。

 

これが、妻以外の女性に心からの恋をしていて、性関係を持つことは抑制していても、家庭に戻れば妻にはもはや愛情を持っていられない。

 

妻から見れば、自分の人格や立場を否定されているとしか思えないのであれば、婚姻を継続しがたい重大な事由があると解されるかもしれません。

 

浮気は許せない!離婚したいと思ったらまずは財産チェック

 

浮気をされて、離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

離婚後の財産のことに言及なんかしたら、さらにこじれて「離婚」も話し合えないとも多いです。

 

できるだけ、離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

もし自宅などの不動産を所有しているのなら、最終的には財産分与で清算、という方法もあります。

 

現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。

 

最近ではインターネットでカンタンに、売ったらいくらになるかの不動産価格がわかります。

売ったらいくらかわかると、絶対に有利な展開になります

 

一度許した浮気を原因にして離婚請求できる?

一度は浮気した夫を許して離婚をとどまった妻

 

一度は浮気されたことを許したけど、やっぱり許せない!

 

「一度くらいの浮気なら」と、最終的には妻が女神のような判断をしたことを、後になって、蒸し返すっていうのはありなんでしょうか。

 

『献身が足りないから夫が浮気したんだ』と浮気された時に思ったんですが、再び浮気された時や、疑いが出てくると、「やっぱり許せない」って蒸し返しちゃいますよね。

浮気や不倫をする人はたいてい繰り返しますからね。人はそう簡単に変わりません。

 

なかなか愛で夫を変えるなんてことはできませんよ。

人はそう簡単に変わらないので、一度した人は、また同じことをします。

 

人が変われるとしたら、それは本人が手ひどい痛みを経験した末に、心の底から望んだ時だけです。

 

不倫や浮気をする人は、妻の献身が足りないのではないんですね。

 

男性は女性の献身をそれほど求めていないんです。

 

不倫されても離婚したくなかったりしたら、『妻の献身が足りなかったから夫が離婚したんだ』って思って、一度は許すことはあるかもしれません。

 

戦前の民法には、姦通など離婚原因があった場合でも、夫婦の一方がこのことを許したときには、離婚の訴えはできないという規定がありました。

 

現在では、夫が女性関係を認めて、今後その女性とは関係を絶つ、という誓約書を書いて妻の許しを得ていた、というケースで、妻からの離婚請求に、夫はすでに妻の許しを受けているから離婚原因には該当しない、と主張しました。

 

裁判所は、仮に許されたとしても、全面的に許したとは認められず、旧法のような離婚請求権を当然消滅させるものではない、と判断しています。

 

一度、浮気したのを許したんだから離婚はできないだろう、って思っても、そうとは限らず、離婚請求ができるってことなんですね。

 

法律的な解釈が必要なくらいの離婚の相談をしたいならば、最終的には弁護士に相談したほうがいいです。

離婚したいと思った時に弁護士にする離婚の「相談」と「依頼」

 

離婚 住宅ローン

 

     

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