男は「未来」の話題に興味はあるけど「過去」の話題は興味がない
ねぇねぇ今日、こんなことがあったの
家に帰ってきた夫に、今日の出来事の話題を話しても、「興味なし」の態度をとられることってありますよね。
ドラマみたいに会話が弾むこともなく、夫は妻が話をしても、何も話してくれない。
妻は話しているのに、夫は話してくれない。
話をして楽しい気分になりたいのに、がっかりしてしまいますよね。
これは、男と女の普段の会話の内容の違いなんです。
女性が話す内容って、今日の出来事など過去の話題が多くて、結論もいらないものが多い特徴があります。
でも、男性は過去よりも未来、結論を考える話題が好きです。
女性視点で、夫にいきなり、今日の出来事など過去の話題で、しかも、結論がないものを話してもダメなんですね。
夫が何も話してくれないのは、妻が話す内容が過去の話題から入っているからです。
ここでは、話してくれない夫に、話題の提供の仕方次第で、話してくれるようになる解決策を紹介します。
男性は会話を多く必要としない
そもそも夫だけに限らず、男性は、必ずしも話をすることが必要ではないんです。
一日中、何も口から声を出さないで、しゃべらなくても大丈夫、というのは男性に多いですよね。
一日中、ゲームやら趣味に没頭して、話さなくても不満はありません。
夫が話さないからと言っても、必ずしも妻のことを全く気にしていない、わけではないんですね。
女性である妻にとっては、愛情表現が無いように思えるのですが、そもそも男性は会話の多くを必要としていないんですね。
とはいえ、夫婦で会話がなくなると、同じ屋根の下で会話のない家庭内別居状態になってしまいます。
夫が話してくれない状態を解消するポイントは、できるだけ将来の解決策を引き出すような会話を引き出すことです。
体過去の話題について、男女の違いの夫婦の体験談を紹介しますね。
夫があまり話をしてくれない(体験中の話)
未羽さん(仮名 33歳)は、日中は医療事務のパート勤務をしています。
結婚してから3年になる夫がいます。
夫とは転職する前の職場で出会いました。
付きあって、結婚当初はよく話をしてくれたのに最近、特に自分の話をしてくれません。
家に帰ってきても、ご飯を食べに行っても。ただ食べるか、未羽さんが一方的に話すだけです。
未羽さんの方から、夫に
- 「自分の話もしてほしい」
- 「話を聞きたい」
と言ってても、
「ん〜、特に何も無かったしなぁ」
と返事なのか、わからない言葉でにごされ、まるで会話が弾みません。
夫は、あまり自分に起きた出来事も話してくれないんです。
かといって未羽さんが自分の話をしても、あまり興味がなさそうな態度をとります。
いちおう、冗談まじりで会話らしき形になるといっても、
「しょうもな」
の一言くらいで、と言われたりして終わってしまいます。
テレビ見ながら、
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とか振り向いてもらおうとして、頑張ってもほとんど生返事です。
最近は、何を話すにしてもこんな感じです。
未羽さんが話しても、
『夫は興味がないんだろうな』
とか
『流されるんだらうな』
という思いが先行して、話す気力さえなくなってきてしまっています。
未羽さんとしては、人の話を聞くのも、話すのも好きな性格で、夫にもっと話してもらいたいいです。
夫との仲は悪くはないと思っている未羽さんですが、話してくれない夫といると、だんだん仲が悪くなって仮面夫婦になっていくのでは?と悩んでいます。
過去の話題の対応は男女の違いはある
女性がする話って、過去の話が多いですよね。
夫婦で言えば、「今日の出来事」を中心に、夜の晩御飯どきに会話する、なんてよくドラマにもあるシーンですよね。
すでに起きたことを、あーだこーだ言って、特に結論を求めているわけではないのが、女性の会話です。
女性は、過去にこだわることが多いから、でもあるんですね。
とりとめもない話なら、道であった近所さんとも1時間くらい話すこともありますね。
話の内容は結論が必要なものではないから、かえって長くなるんですよね。
女性である妻は、過去の話である「きょうのできごと」を、あれこれ話したがるわけです。
でも、男性である夫にとっては、それはあまりときめく話題ではないんですね。
男性は、未来にこだわることが多いから、です。
話題にしたい話の内容は
- 女性:過去にこだわる
- 男性:未来にこだわる
夫が妻の話題を一緒に話してくれない理由
男性である夫は、過去よりも未来、結論を考える話題に興味があるんです。
だから、妻が主導して、過去の話である「きょうのできごと」で話をふったとしても、夫には響かない話題なんですね。
男性である夫は、過去の話で、結論もない話には、あまり興味を示さないんです。
これが、結婚して長いこと続くと、だんだんと話が噛み合わなくなってしまうんですよね。
特に新婚の夫婦の場合、こういうすれ違いで離婚にまで発展してしまうこともあります。
夫と話すときは「これから先」の話題をする
男性は、未来にときめく生き物、といったらわかりやすいかもしれませんね。
- 夫が妻の話題にのってくれない
- 夫が自分の話をしてくれない
そう妻が思う時って、「今まであった」過去の話から入っているからです。
だから、夫が話してくれない時には、「これから先」の話題をすることで、コミュニケーションがとれるはずです。
夫に話題を振る時も、今日の出来事のような「今まで」のことからではなく、先のイベントなど「これから先」の方がいいかもしれませんね。
今日の出来事に限らず、夫の過去恋愛話や、過去の借金の話など、今の生活に関わってくることで聞きたいこともあるかもしれません。
そこで、夫が話に食いついてこなくて、夫が話してくれないのなら、未来の視点から意識して話をすると、話ができるはずです。
- 夫の将来の願望
- 趣味の話
- 今後の結婚生活に対する意識
夫婦が二人で未来を意識することで、いろいろなことが見えてきます。
実際に、妻である女性も、本当に夫に聞きたいことは、過去ではなく未来にあるものだったりしますよね。
夫が話してくれないときは、最初は未来に向けた話から始めましょう。
話してくれないからと言って、ギャーギャー責めたてるのは、夫のやる気を削ぐのでアウトです。
夫と妻が、二人で未来の話題を話し合える関係になると関係もきっとうまくいくと思いますよ。