日常の家事債務以外は借金の責任を負わない

妻の浪費で借金を抱え悩んでいる夫


最近は、専業主婦でもクレジットカードを簡単に作れるようになりましたよね。

クレジットカードは使いすぎると、ストップがかかることもあるのですが、

夫婦だと、妻が夫のカードの家族カードを使ったり、簡単に借りられるカードローンもあります。

簡単にお金が入ってくるからこそ、浪費癖のある妻だと、「お金は借りればいくらでもある」と思っているっんじゃないかってくらい使うんですよね。

妻の浪費で困るのは、夫。

何が困るか、といえば、

自分に借金が降りかかってくるんじゃないか

っていうことですよね。

結論からいえば、日用品程度の日常の家事債務以外は借金の責任を負いません。

ここでは、借金のある妻と離婚したいと思った時に確認するポイントを、離婚体験談を通して紹介します。



借金のある妻と離婚したいと思った時に確認するポイント


借金がある妻と離婚したいと思ったら確認しておくポイントが3つあります。

借金のある妻と離婚したいと思ったら確認するポイント
  • 夫婦仲が悪くなったら、夫婦共有名義のカードには気をつける
  • マイホームがあるなら財産価値は把握しておく
  • 日常家事債務でなければ、妻の買い物代金夫が支払う必要はなし

妻の 浪費癖 がひどくて消費者金融からの 借金 が発覚したんです。

もう離婚したいのですが、妻の借金は夫が支払わなくてはいけないのでしょうか?
結婚しているとどうしても夫婦一体で、財布もいっしょだと考えてしまうんですが、妻の借金をそのまま全部、夫が支払う必要はないですよ。
基本的には、妻の借金が夫がかぶる、ということはないんですね。

でも、現実として払うべき場合もあるわけです。

実際に、妻が浪費癖があった場合に借金をつくってしまった離婚体験談を紹介します。

実際の夫婦の例だとこうなります(妻が浪費癖がすごかった場合)【離婚体験談】

妻が浪費癖で離婚したいと悩む夫


東京から新幹線で2時間のところにある、いわゆる田舎の市役所での税金チェック係。
夫35歳の地方公務員です。

妻は同じ年で、専業主婦。
妻との間には小学3年生と2年生の男の子がいます。

およそ13年前に東京の短大を卒業し、腰掛け就職をしたのですが、失恋しそのまま地元に戻り家事手伝いをしていたところ、いわゆるお見合い結婚で結婚したのが妻。

それから、結婚10年がたっています。

結婚以来、夕食は必ず家でたべて月に2回は休日に家族で出かけるという幸せを絵に描いたような一家でした。

しかし、その風向きが変わったはじまりはおよそ1年ほど前のことでした。

妻が親戚の結婚式で上京したときに、偶然、女子校時代の友人に会ったのです。およそ20年ぶりのことでした。

妻が高校1年まで通った東京のいわゆるお嬢様学校の同級生たちは、青年実業家と結婚したとか、ブランド物の服やバックで着飾っていたとか。。。。

一方で、家計のやりくりに苦労している妻は、その恵まれた暮らしぶりがうらやましくなったんですね。同じ女性同士の同級生に嫉妬も感じたのです。

しかも、妻が話す旧友の夫たちは、大学教授とか医者、大手一流会社勤務のエリートばっかりなのです。

自分が、夫の仕事を聞かれた妻は地方公務員とは言うことができず、

「夫は江戸時代から続く旧家の息子で、しばらくしたら政界に出馬する予定なの。」

などと、見栄を張ってウソを言ってしまったのです。

このときに本当のことを素直に話しておけば、家庭が壊れることもなかったのです。

しかし、夫が地方の田舎の市役所勤務で、しかもノンキャリア、などとは友人への対抗心もあったので言えなかったのです。

妻は、後日、改めて友人と東京で会う約束をしたのです。

自宅に戻った妻は、それまでコツコツと貯めていた貯金を下ろして、ブランド物のスーツやバック、それに装飾品を買い込んで約束の日が近づくと地元で一件しかない高級のエステにも通ったのです。

そんな妻の高校時代の旧友との出会いが一回で済めば、それほど大きな問題にならなかったのです。

ところが、20年ぶりに会った友人たちは何かある度に妻に声をかけるようになったのです。

「行っておいでよ。子供たちも手がかからなくなったし、君だって月に1,2回は息抜きしなくちゃね。」

妻の心の中を知らない夫は、快く東京に行くことを許していました。

まさか夫は妻が旧友と会うために、自分の身の丈以上の買い物をたんまりとしているとは思っていなかったからです。

もちろん、妻が自身の貯金だけでなく、夫名義の貯金まで取り崩していることは知らなかったのです。

妻の借金がばれる


そんな状況だったのですぐに貯金していたお金は底を尽き、足りない分をさらにサラ金で補うようになっていました。

そして、たまたま早帰りした夫は自宅の郵便受けに、サラ金の督促状を見つけたのです。

ここにきて妻がサラ金から多額の借金をしていることが発覚したのです。

「あなた、ごめんなさい。」

問い詰められた妻は、それまでの一部始終を話しました。

怒鳴られてしまうかもしれないけど、夫はきっと私の気持ちをわかってくれるはず、と甘く考えていたのです。

しかし、夫は彼女の浪費を許すことはできませんでした

仕事柄、税金というお金を扱っていることもあり、浪費がもたらす影響も他の人より知っていたこともあったからです。

第一、旧友に見栄を張りたかった、という妻の気持ちなどわかりたくもなかったのです。

確かに、出世や金とは無縁だったかもしれません。

ただ、少なくとも、夫自身は家族のために一生懸命やってきているという自負はありました。

それなのに、妻からダメな地方公務員亭主、と決めつけられたようなものです。

腹も立ちましたが、それ以上に情けなくもなりました。

出て行け!おまえとは 離婚だ!

妻の話を聞いた夫は、そう言い放ちました。

妻は泣いて謝りましたが、夫は絶対に許しませんでした。妻を引きずるように車に乗せて、実家に無理矢理送りつけたのです。

その後、妻の母親や兄弟が代わる代わる謝罪に来るなどして、何度か話し合いがもたれたのですが、夫はどうしても許す気にはなれなかったのです。

もちろん、妻とはもう二度とよりを戻す気持ちはサラサラありません。

気になる借金の行方


妻との離婚を決意した夫ですが、ただ1つ困っていることがあります。

それは 妻の借金 です。

サラ金やカード会社から借り入れしたクレジットカードの総額はなんと500万円を超えていたのです。

しかもその多くは、連帯保証人として自分がなっていることもありました。
また、無断で夫名義のカードを使ってもいました。

「女房が勝手にやったことなので、自分は知らない。請求なら、女房にしてくれ。」

「ダンナが奥さんの借金を返すのは常識だろう!」 

電話や家の玄関先で毎日のように借金の取立てが来たり、怒鳴り合いがあります。

妻には、収入も資産もありません。
そのために、サラ金業者などはいくら無関係だ、と主張しても夫に返せ、と要求してくるのです。

最近では、自宅だけでなく、役所にまで取り立てに押しかけてくるので、仕事もままならなくなってきています。


借金が莫大だから離婚したい


カードの使いすぎはよくある話しです。

自己破産をすれば一応のケリはつきますが、ほとんどの場合は再起は困難です。

結論を言ってしまえば、自己破産したこと自体が離婚原因となることはありません。

自己破産は法律が認めている制度だからです。

借金があるから別れたい、ということは実はあまりありません。

離婚したいと思うのは、1日に何度も借金の返済を催促する電話がかかってきて、それがいたたたまれないから別れてしまいたい、ということが大半です。

配偶者の借金や自己破産ではさまざまなもめ事が起きます。

家族を置いて自己破産した配偶者が家を出て行方不明になるかもしれません。

また、お金がないことから夫婦喧嘩が絶えず婚姻関係が破綻しているかもしれません。

こうした場合は、相手も再起のために身軽になりたい!申し訳ない、と思って離婚を望んでいるでしょう。

程度にもよりますが、離婚することができるケースもあります。

上の例では、妻は自宅を出ていって、夫も話したくない。

こんな状況なので、夫は離婚調停を家庭裁判所に申し立てることになりますね。

とはいっても、こんな状況の場合、夫が離婚調停を起こすと、妻は離婚には同意したのにもかかわらず、子供の引き取りと別居中の生活費を払え、と主張してきます。

一方で、夫は子供を引き渡す気もないですし、もちろん生活費を払う気もありません。

となると、離婚までの道のりは長期化しそうです。。。。
それは、離婚裁判になりそうだからです。

離婚裁判では、夫が子供を引き渡したくなければ、浪費をする母親は子供の監護者としてふわわしくない、として主張することです。

子供は二人とも10歳に満たない児童ですし、また母親の実家で育てられるとなると、裁判所がどう判断するかは微妙ですけどね。

これから先も借金が多く貧乏したからといって、離婚原因になるということは、法律の規定にはありません。

貧乏したときは助け合うのが夫婦、というのが前提だからです。

しかし、もし離婚を考えているなら、借金があってもなくても、財産分与の話がでてくることは間違いないです。

自宅などを購入していたら、売ったらどれくらいになるのかは、把握しておいたほうがいいです。

いまではネット上でカンタンに不動産の価値を診断してくれます。
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生活費を夫が支払う?

妻の浪費がすごくて離婚したいけど借金の責任を背負う義務があるの?


夫婦は、夫婦生活に必要な生活費用を分担することになっています。

いわゆる婚姻費用ですね。

夫婦仲が円満な場合は、1つの財布で暮らそうが、2つの財布で暮らそうが、どうやって分担するかなんて問題になりませんよね。

とはいっても、夫婦関係が破綻して、別居なんていう事態になると、この生活費の分担が問題になってくるんです。

扶助義務とか法律用語が出てきたりするんです。

別居が、浪費が原因の妻の側にあるこの例だと扶助義務云々の前に、夫が生活費を妻に渡す義務はないですね。

妻の借金を支払う必要があるの?


夫婦だから財布は一つと考えると、妻の借金も夫が返す必要があるんですか?
夫婦は、生活必需品などの購入などに関しては、日常家事債務に連帯責任があるんですが、浪費やギャンブルについては支払い義務はないんです。
「家族なのだから助け合って借金返すべき」と言われると、「やっぱりそうだよなぁ」って思っちゃいますよね。
でも、法律上は、普段の食事程度の買い物ではなく、浪費やギャンブルでできた相手の借金はお互いに影響はしないんです。
日常家事債務について詳しくはこちら

勝手に夫のカードも使ってるけど・・・

クレジットカードを使う妻


ここの例でもあるように、妻が、勝手に夫のカードを使って買い物をしたり、連帯保証人になってしまうケース。

この場合も、夫は原則として責任を負いません。

ただ、借金の貸し主から確認を受けて連帯保証人になるのを追認したり、また日常的に自分のカードを妻に使わせている場合などは責任を逃れない、と考えられています。

最近では、夫婦共有名義のカードがでていますが、便利な反面、常に連帯保証や連帯債務をしているのと同じことになります。

このカードの場合は、そもそも日常家事債務ではないという理由で責任を逃れることは難しいと考えた方がいいですね。

家を飛び出した妻が、夫名義のカードや夫婦の共有カードを今も所持していると、、、、

これ以上債務を増やさないように、至急解約手続きをした方がいいです。

借金のある夫婦の離婚問題の相談先は弁護士だけではない


借金など浪費癖が問題になっている夫婦のどちらかは、たいてい法律の専門家に相談しています。

ここで気をつけておきたい相談先として、借金などで住宅ローンを滞納してしまっている場合です。

住宅ローンの滞納があると、マイホームを処分するにも銀行の了解などを得なければなりません。

それを法的には任意売却という手段で行い、任意売却を専門にしている不動産会社に依頼することになります。→「任意売却」とは

お金は、人間の心を豊にもしてくれますが、借金となると心が壊れてしまいます。

借金が原因で離婚の引き金になると、話し合いも長期化します。

経験上、幸せな離婚ができる正しい方法があることが、離婚裁判までしてわかりました。

本来の自分を取り戻すために、裁判まで経験したからこそ知ってほしい、生の情報です。
失敗しないための離婚の正しい方法とは

離婚 住宅ローン

     

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